あけましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願い致します。
正中館は1/6に平田、1/7に大社で稽古初めでした。
空手は誰のためにやっているのか?
それは自分のためにやっている。
自分を鍛えるためにやっている。
武道とは、自ら困難だと感じる方へ向かうものです。
そうすれば、自ずと強くなれます。
館長のお言葉から始まりました。
そして剛柔流の基本「三戦(サンチン)」の稽古を行いました。
いや〜やはりいつやっても三戦は難しい。。
なんでも難しいのですが、恥ずかしながらまだまだ、体が言うことを聞きません・・・
腕を意識すると他が疎かになり、腹を意識すると他が・・・
全体を意識すると、各部が・・・
まだまだです。でもいつかできると信じているので楽しいです。
空手でも仕事の技術でもなんでもそうなんですが、
いつできるようになるのか?どれくらいやったらできるようになるのか?
と結果が出る時期を聞かれたりすることがあります。
もちろん私もそれを考えることがありました。
でも最近は考えていません。
考えると、時期を知ってしまうと変に要領よくこなしてしまう気がするからです。
1年でできる。と聞けば、1年でできる範囲を計算してしまうような気がするのです。
それって自分の可能性やチャンスを下げるような気がします。
今を全力でやれば、毎日1歩でも半歩でも進むことができればいつかたどり着く。
それを信じている方が、楽しいというか、今を頑張れるように思うからです。
意外な自分を発見できる機会も現れます。
以下、館長が執筆された文章にすごく感銘を受けましたので転載させていただきます。
------------------------------------------------------------------
念(今の心)
人の才能にはいろいろなものがありますが、コツコツと根気強くあきらめずに努力できる才能は、一番人生において大切な才能のひとつかもしれませんね。
「やるぞ!」と決心してはじめたことは、途中で情熱がなくなっても、思った程にうまくいかなくても、あきらめずにやり遂げることが大切だと思います!
「やりたいな~」と「やるぞ!」では大違いですね。
あれもいいわ。これも捨てがたい。と目移りしていると結局何も出来ませんですよね。
空手もそうですが楽しめるようになるまでは、退屈な練習に耐えなければなりません。
空手だけでなく仕事もそうです。
引き受けた仕事、約束した仕事は全力を尽くして成し遂げなければなりません。どんなにつまらない仕事でも途中で諦めたり、手抜きをしない。これが仕事です。
目の前の仕事を全力でやらないとチャンスさえ、逃がします。
自分に向かない仕事だ、こんなつまらないことを引き受けるのではなかった・・こんな仕事をするようでは職場を変わっても同じだと思います。
ゴマすり、自己アピール、要領などでのりきれるほど職場は甘くないですよね。
------------------------------------------------------------------
今の心、「念」、今を全力で。
今から一歩でも前へ、もし明日2歩下がっても、あきらめない、前へ前へ、前進あるのみ。
本年も1日1日を大切に頑張ります!
正中館道場生 著