一昨日9/2金曜日は平田道場、昨日9/3土曜日は大社道場にて昇段級審査が行われました。
私は、平田道場の方に、参加できませんでしたが、みなさん日頃の練習の成果はいかがでしたか?
思いっきり発揮できましたでしょうか。
※写真は保護者さま撮影を拝借...
私は、日頃から良くも悪くも、試合だろうが審査だとうがきつい稽古だろうが、かかってきやがれ〜と良くも悪くも開き直っておりますので(^^;)普通の気持ちで審査に挑みました・・・
が・・・体は嘘をつけないですね。ガチガチでした(T_T)恥ずかしい・・・
以前にもブログで書きましたが、館長からご指導いただく
「試合は稽古のように、稽古は試合のように」もとい
「審査は稽古のように、稽古は審査のように」
ですね!
審査の際、試合の際、子どもたちを見させていただき、いつも思うことがあります。
本番ではとても真剣だ!すごい!
稽古の時とは別人だ!!!
と感心はするのですが、
同時に、稽古もそれぐらい本気になれよ〜(^^;)
とも思うことが多々あります。
勿論、稽古を真剣にはされているとは思うのです。でも稽古と本番を分けて、考えていないかな?と・・・。
私が水泳に打ち込んでいた中学生時代の苦い思い出を綴ります。
当時、1位になれば、県代表としてジュニアオリンピック出場の権利が与えられる大会がありました。
事前のレース出場者のタイム予想で、私の1位はほぼ確実視されており、私も意気揚々でした。
で、レース開始!おっしゃ〜と気合い入れて泳ぐ! 最終のタッチ!
右横に大きく掲示されるタイムが出る電子掲示板をみて目を疑いました。。。
1位、、27秒99
2位、、28秒00
100分の1秒の差で負けたのです。
私は、当時タッチのタイミングの悪さをコーチより指摘されていました。
でも練習では自分自身さほど重要視していなかったのです。練習でタッチの精度を詰め切れていなかったのです。
練習だからと・・・練習をコーチの指導をなめていたのです。自分の範囲で練習していたのです。
試合だと思って、毎回練習にのぞんでいれば、違った結果だったかもしれません。
悔しくて悔しくて、涙なんか出るヒマもないくらい悔しかったのを覚えています。
25年ほど前の話です。今でもその時の光景と悔しさとプールの匂いが忘れられません。
でも今となれば本当に良い経験したなって思っています。
空手においても競争である試合、点数がつく審査、それぞれ勝ち負けはあるでしょう。
でも、大事なのは悔しいか悔しくないか、といことではないでしょうか。
私が中学生の時の苦い思い出は、負けたことではなく、悔しかったことが苦いのです。
もし、練習でやりきって最高のコンディションと気持ちで臨んでいれば、仮に負けたとしても、
出し切った!良い試合だったわ〜で終わっていたことでしょう。
当時「惜しかったね。でも頑張った」この言葉は
コーチからも誰からもそして、自分から自分にも、かけられませんでしたから。
自分に甘えて稽古でスキをつくると本番で負けたとき、きっと悔しい思いをするでしょう。
自分自身で気づくはずです。
それを自分自身で気づいたとき、背を向けてはいけません。
戦うのです!!戦い方は自分で考えること!
そうすれば、きっと強くなると思います。
当時、それが分かっていたらなあ〜〜〜(^^;)
だからこそ子どもたちに今、伝えたいです。
さあ皆さん、今回の審査を励みにがんばりましょうね!
次は親善大会が待ってますよ!!
私事混ざりの長文失礼いたしましたm(_ _)m
いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。
正中館道場生著