最近つくづく思うことがあるのです。
何がって?
私は元々気性が荒く繊細であり、感情の起伏が激しい人間です。
職業柄、お客さまの精神的な部分を解析して表現し、商品化することが多いこともあり、気疲れをすることが
非常に多い日常を送っています。
年齢は38歳。立派な大人です。家庭も持っています。
ですが、稚拙な部分も多々認識しておりくだらない人間だと思う時が多々あり、、、
さっきまでルンルンしていたのが、いきなり機嫌が悪くなったり、
とにかくまわりの方にとってはめんどくさいおっさんだと思うのです。
いきなりネガティブなこといってますが・・・
でもですね。
これって、ほとんどが自分が勝手に自分を作って自分で解釈して自分で方向決めて
自分で勝手に思ってることなんですよね。
は??広報部担当者さん・・・どうした!
何か悩み事があるのか?
と閲覧者の方は思うかもしれません。
ご心配なく。いたって健全です!
冒頭から。。すみませんm(_ _)m
少し日々の空手稽古の話にしてみようと思います。
最近、組手や形の稽古をしていて
先生より、自分の体のことをよく知り認識することの大切さを教えていただきます。
例えば、組手で相手の攻撃をさばくとき、自分の体の横幅、もしくは体の範囲以上にさばく必要はないということ。
体の幅を防御すれば攻撃は体には当たりませんから。
大げさに、アクションスターや子ども大好きスーパー戦隊みたいに防御すると見た目はカッコイイかもしれませんが
スキもできるし大きな動きで疲れるし、何よりも次の動作に遅れを取ります。
必要最小限の防御は、自分の体の幅を分かっていないとできません。そして心の余裕がないとできません。
空手は無駄なことをしないこと!と教えていただいております。
うわ!パンチ来た、蹴りきた、キャーっておおげさによけていたら相手の思うつぼです。やられます(ーー;)
間合いもそうですね。自分の体の大きさ、脚力、手足の長さがわかっていないと攻撃が届きません。
これって、普段の生活でもよくあることなんじゃないかなと、考えるのです。
自分のことを、身の丈をよくわかっていないで、必要以上に相手に対して反応したり
自分を大きく見せようとしたり、時には萎縮したり。
そして相手を見すぎて勝手に相手との関係をややこしくしたり。。。
自分の心の幅を知ることを追求すれば、自分の良いとこ悪いとこを受け入れることができれば
自分の間合いを知ることを追求すれば、
過剰な反応はせず、小細工は必要とせず、もっと素直になれ、無駄の無い適正な判断ができ、余裕が生まれ
相手を尊重できるし堂々とできるんじゃないかなと。
自分で今、見えていること、例えば怒り、恐れ、憂い、苛立ち、それらは相手が見せているんじゃなく
自分の心が見ていることなんだ。
ただそれだけ。
というふうに、自分が見えている相手は自分の心の身幅が作り出しているんだと理解できれば、
誰かや物のせいにせずもっと豊かな心で生活できるんじゃないかなと。
ほとんどが、全部が、自分の問題なんじゃない?!
だとすれば
何かを良くしたいのならば、自分が修行して鍛えて、自分が変われば良い。
自分が純粋に強くなれば良い。
と最近つくづく思うのです。
最近そうはっきり思えるようになり、私は少し心が楽になれました。
他人に、物にばかりに自分の欲求への補助を求めるのでは、永遠に自分は満たされないのではないかと思うのです。
自分の身幅を知って、無駄なことをせず適応してき、自分の悪いところは自分で直していく強さを持つことができれば
まわりも環境も、自分が挑戦した分だけ、好転していくのではないのかな〜と思うのです。
広報担当者さんは、自分のこと分かっていますか??
ハイ!お答えします!私は自分のこと、まだぜ〜んぜん分かっていません。
でも空手道を通じて分かっていないことを知りましたんで、これからもずっと様々なことを通じて
自分研究、自分探しをしたいと思います。
そんな自分を楽しんでま〜す♪
最近つくづく思うことがあるのです。
大人になってから空手道を始めて良かったなと。
空手から、こんなことを学べ、気づけるなんて思っていませんでした。
大人になってから空手を始めることを許してくれた家族、場を作ってくださっている
正中館道場、先生、先輩、仲間たち、様々な方々にあらためて感謝の意を常に持ち日々を過ごしたいと思います。
私ごとの長文、最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(_ _)m
正中館広報部 道場生著