心で締める

今週、月曜と火曜日で昇級の認定状授与がありました。
昇級した子ども達の笑顔は本当に嬉しそうで見ていて私まで嬉しくなりました。
そしてもっと嬉しかったのは
残念ながら今回昇級できなかった子どもたちも
一緒に素直に拍手を仲間に送っていたこと。

若輩者の私が言う事ではないかもしれませんが
やっぱりこういった光景を見れることはいくつになっても
「いいな」と感じました。

昇級した方は、おめでとうございます。
しかしこれからは、昇級前と同じ姿勢ではいけませんよ!
例えば、10級から9級になったとします。
それは10級を卒業して9級に入学したのと同じです。
つまり9級の1年生です。入学したてです。
たとえ話ですが、10級が幼稚園や保育園だとしたら、9級は小学1年生といううふうに考えれば
分かりますよね(^^)

(10級が幼稚園保育園レベルと言う意味ではありませんよ。。段階の話です)

学年の勉強もきちんとこなさないと次の学年にいけませんよね。

その級らしく課題を達成し卒業しなければなりません。
そう例えれば分かるかな。。。

そして昇級できなかった方は残念がることはありません。
目標がはっきりした分、さらに強くなれるチャンスです!
同じ級でも、時間をかけてとれれば、すんなり昇級した方より時間をかける分、たくさん分かる事があるはずです。

絶対強くなれるはずです。
目的地まで人より、時間がかかると「まわり道」という言葉がありますが
私は、空手道においてそんな言葉は無いと思っています。
人それぞれの道があり、太く細くも長くも短くも、その人自身のまっすぐな道なのですから。
自分が臨んだことはすべて必ず道となって残り、自分の強さと指標となるはずです。
私は若輩者なのに偉そうなことを書いていますが、そう信じております。

館長からのお言葉で
帯は心でしめろ!
と教えていただきましたね。
見てくれ格好でつけるだけではつまらないですよ。
自分の中身もその色になるのです!

では、私からも
自分のレベルは自分で宣言せよ!
私は○○級だ!○色帯だ!と堂々とみんなに言えるようになりましょう。
道場から与えられたから自分は○○のレベルだ!と甘んじるのではなく
与えられたレベルは責任をもって自分のものにするのです!
与えられっぱなしではつまらないですよ〜(^^)小学生のみんなは分かるかな??

私は今回、黒帯をしめる事を許されました。
嬉しくて嬉しくて調子のって家族に見せ、道着を着て、黒帯を締めて
鏡をみた私が最初に思った事・・・・
「なんか似合ってない・・・(T_T)」
見た目の話じゃないのです。
空手道着を初めて着た時の感覚、なんだこれは。。。(T_T)
くっそ〜絶対似合うようになったるねん!!!!

自分の物にしてやる!!

と思い、黒帯を締めたまま寝て、次の日腰が痛くなりました。。。

とりあえず、黒帯が似合う男になってやると意気込んでいる今日この頃です。

みなさん!これからも切磋琢磨し一緒に頑張りましょうね!

正中館広報部 道場生著