先日、夜にコーヒーをすすりながら夫婦で雑談をしていると
「これいいよ」といって嫁が1冊の本を紹介してくれた。
「超訳ブッダの言葉」
という赤い少し小さな本。
ブッダの事がよくわからないような、知っているような
興味があるような・・・いい加減な私は、
ペラペラ〜とめくり、あるページで手がとまったのです。
そのページは下記に記載した内容。
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『煩悩を焼き尽くす火を燃やせ』
君よ、香(アロマ)を焚いて良い匂いを漂わせたり、
お祓(はら)いをしてもらったり、
護摩の火を焚いて儀式をしたら、
心が浄化されるなんて思い込まないように。
それは単なるうわべのことにすぎない。
君よ、私は護摩の火を焚いたりする代わりに、
心の内部に強烈な火を焚いて燃やす。
心の中に消えることなき火を焚いて、
いつも精神集中をしながら、
迷いなく煩悩を焼き尽くそうと努めている。
相応部経典
※〜超訳ブッダの言葉〜より一部抜粋
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心に火をともす、心を燃やせ、熱くなれというのはよく使うし、よく聞く。
しかし、「焼き尽くす」という表現は私の頭にはなかったのです。
だって、熱くなれ〜どころじゃないですもん。
煩悩やなにかを消し去り消滅させるほどの炎ですから。すごい火力です(- -;)
というか火力の話ではなくて....
いつも私は深く考えすぎて我流哲学の迷宮入りをするので
ここでは複雑なことは今回は書き控ます・・・・
空手道を通じて色々なことを想い、考え、感じることを
楽しませていただいている今の私には、
とにかくシンプルに心に響いたのです。
ひょっとして、この本、オレンジっぽい赤色だけど・・・炎を意味してるのかな?!!
正中館広報部 道場生著